2011年1月17日月曜日

生姜の力

生姜は日本だけでなく欧米や中国、インドなど世界各地で様々な効果がある食品として広く利用されてきました。例えば、16世紀のイギリス国王ヘンリー8世はペスト対策として国民に生姜を食べることを奨励したと言われています(今でもginger breadとして親しまれています。そういえばAndroid2.3のコードネームもGingerbreadですね)


生姜のもつ効能として最もポピュラーなものは血液の循環をスムーズに行えるように働きかけ、身体をポカポカに温めてくれるというものです。生姜入りを謳った温感商品が近年続々と登場していますよね。現代人はとても冷えているのです・・・
また、生姜の持つピリッとした刺激的な辛味ここにも注目が集まっています。しょうがの胃や腸に対する刺激で消化機能を促進させたり、発汗作用や循環機能の活性化などからその不要なものを取り除く解毒の効果があるとして、しょうがの絞り汁やすりおろしたものが使われることもあります。
同じように、体内の不要なものを取り除き、消化機能がスムーズにバランスよく働くようにすることから、下痢や便秘の解消にも効果があるといわれています。生姜を食用として取り入れる際には、生の生姜で一日小さじ1杯程度、乾燥生姜の場合は1~4gを目安に摂取するとよいそうです。何事も過剰摂取は禁物ですので程ほどに。



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